【ストーリー】

【世界観】

―魔立邪悪学園―

立派な悪魔を育て上げるために設立された魔界の学校。

いつ出来たのか、誰がつくったのか、誰も知るものはいない。

校舎は何十何百棟にも別れており、校長ですら全容を把握しているとは言い難い。

増改築を繰り返した校舎には、誰も足を踏み入れたことのない教室すらもあるという。

ジャングルまがいの教室もあれば、業火につつまれた部屋もある。

至る所にトラップがはり巡らされており、教室に移動するだけでも一苦労である。

生徒の何割かは、面倒がっていずれかの校舎に住み着いているらしい。

1号生、2号生、3号生と凶師、さらには世話をするプリニーによって構成されている。

校舎内で見かけるのはほとんど1号生のみ。一般の悪魔である。

2号生は上級悪魔。ちらほらと気紛れで姿を見せる。

3号生にいたっては、魔神級の力を持つと言われるが、その姿を見た者はいない。

さらに3号生には魔神以上の「十紳士」と呼ばれる超生徒がいるとウワサされるが、

存在は都市伝説と化している。 校則は一行。 「一、校則を守ってはならない。」 これにはずいぶんと多くの生徒や凶師が頭を抱えた。

だが、元来物事を深く気にしない悪魔にとってはさほど重要ごとではなく、

校則の存在に悩むのは一部の真面目な不良生徒のみである。

それ意外にも、立派な悪魔を育てるために基本的なルールは存在する。

第4条 いいことをしない。

第9条 廊下は走ること。

第13条 カンニングはじっくり見なさい。

第666条 ヨーグルトのふたの裏はなめること。

学校に来ない、授業に出ない、遅刻、早退、宿題未提出等々サボりが大いに推賞されている。

悪魔に相応しい行為をする悪い生徒は優等生と呼ばれ、

授業に出たりボランティアなど悪魔に相応しくない行動をとるいい子は不良生徒とされる。

うっかりまじめに登校してしまうと先生に怒られるため、 未だかつて学園を卒業したものはいない。

先生もサボるゆえに、授業中の教室は空っぽということが日常的光景である。

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