ディスガイア D2

邪竜族

魔界でも最高クラスの能力を持つ魔族で、最高の知名度を誇っている。 数こそ少ない種族だが、その圧倒的な力は一般悪魔たちの憧れ・希望・羨望の的であり、天界や人間界でも非常に恐れられている。 しかし、あまりにも有名なためにその扱い方や召喚術も確立されており、下位のドラゴンは人間や天使にも召喚されてしまう事があるという。

寝子猫族

長年研究が続いている寝子猫族だが、起源は未だ解明されておらず、謎に満ちている。 可愛い鳴き声と、柔らかな毛並みを持つ寝子猫族を愛する魔界の住人は多く、荒んだ心を癒すペットとして各地で活躍している。 気弱な主人に愛嬌を振りまきながら下剋上を狙う裏表の激しい性格をしており、飼う際には命がけの注意が必要だ。

氷棲族

小さな水生生物が魔界の汚染された水によって悪魔化した存在が氷棲族である。 体が半透明で体内が透けて見えている。 内気で臆病な性格をしており、仲間と集団で行動する。 食事時以外は水中で過ごし、陸に上がる事は稀。 捕食時は、頭部からバッカルコーンと呼ばれる触手を伸ばして敵を捕獲し、水中へ引きずり込んで養分をゆっくりと吸収する。

夜魔族

夜魔族は女性だけの一族で、あらゆる男を夜な夜な誘惑しては堕落させる事で生きる糧を得ている。 官能的な外見とは裏腹に高い戦闘能力も保有しており、彼女たちの行為に対しての抵抗がどれだけ効果を発揮できるかは疑問である。 他種族の女性からは敵視されがちだが、唯一猫娘族とは気が合うようで、争う事は滅多に無い。

妖騎士族

妖騎士族は、魔界に住まう悪魔としては珍しく、正々堂々とした戦いを好み『騎士道精神』を重んじる一族である。 ただ、これは彼らを脅かすような敵が存在しない事の表れでもある。 剣技に長けており、上位の者になるとドラゴンを一刀のもとに葬る者までいるようだ。 似た心情を持つ侍たちとは深い交流を持っている。

妖霊族

数多の悪魔の中でも最も不可思議な存在がこの妖霊族である。 魔界学者の間でも見識が分かれる所であるが、一説によると罪滅ぼしのためにやって来た魂がプリニーの皮に入りそこない魔界を彷徨う存在になったものと言われている。 魔界で最も数が多い種族だが、魂だけのか弱い存在ゆえに集団で行動をしている事が殆どである。

竜神族

魔界でも非常に珍しいサメ型のドラゴン。 個体数が少なく、一説によると別の魔界から来た外来種なのではないかと言われている。 性格は非常に好戦的で獰猛。 常に新鮮な血の匂いを求め魔界を彷徨っている。 実力に自信がない限り、彼らとの戦闘は避けるのが賢明だろう。 両生だが、乾燥を嫌うため、陸よりも水中を好む。